こんにちは、フィッシュマンことひであきです。「若者の車ばなれ」という言葉がでて数年が経ちます。
皆が車に興味がなくなったと捉える方もいるようですが、実際のところ昔のように給料が良いわけではなく、税金も高い。銀行に貯金をしても超低金利時代で全く増えない。そもそも月々の生活費で貯金すら出来ない。
そんな状態では、車が欲しくても夢のまた夢。
地方に住んでいるかたは車が必須な生活だと思いますが、首都圏内で生活していると車は正直必需品ではありません。
駐車場代で数万円、2年に1度の車検、毎年の税金、パーツの消耗品のメンテナンス代…etc
ほらっ!車って贅沢品でしょ?
都内近郊ならば、電車やバスは数分に1本。駅の1区間も自転車で移動できる距離。なにかあればタクシーがすぐ捕まる。自家用車を持つよりタクシーを使ったほうがコスパは良いんです。
しかしぃぃぃぃ。。車が欲しい!!足が欲しい!!
そんな貴方にオススメがあります。
原付2種です。
ということで、本記事は普段の移動手段を自転車、車で移動している人へ向けた内容となっています。
私が原付2種を持つ理由を紹介します。
原付2種ってなに?
さっきから2種って言葉が出てきますが、何のことかわからないですよね。
大まかな説明ですと、一般的な2種免許は仕事でお客様を乗せて運賃をいただくタクシーやバスの免許が2種免許です。しかし、原付の場合、排気量で2種と区別されます。
通常免許センターで1日で簡単にとれる原付免許、車の免許を取得すると勝手についてくる原付免許は50cc未満までしか乗れません。
しかし、原付2種はそれ以上125cc以下までのバイクを呼びます。
免許の区分では、「小型限定自動二輪運転免許」が必要ですので教習所、または免許センターでの一発免許での取得となります。
最短でAT車の取得なら最短2日で取ることができます。
原付2種のメリット・デメリット
デメリット
高速道路に乗れない
バイクで何時間も高速道路って風が体にあたって、結構辛いんですよ。しかもスピード出す車もいるので結構怖いと思います。
実際、バイクに載っている期間は20年ほどありますがその期間1回しか高速道路に乗っていません。まぁ、私が乗ったのはSR400という振動が多い単気筒のバイクで免許取得してすぐに高速道路乗ったから怖かった部分もありますが…。
死
車もそうですが、バイクに乗っている以上「死」は確立は高いです。バイクスーツを着て出かけるなんて事はそうそうないと思いますので、守る部分が頭のヘルメットだけです。
私は2回バイク事故をしましたが(単独事故と巻き込まれ事故)幸い、フルフェイスでしたので顔は口を塗った程度。服はボロボロになりましたが真冬の時期で重ね着で防寒対策していたので皮膚は重症にはなりませんでした。
それでも共に全身打撲、ずりむけ、むち打ちは必須でした。
私のは運が良かったので軽傷でしたが、事故った瞬間は「死」は覚悟しました。
以上、デメリットは2つしかないと思います。上記2つは意識して回避していれば最悪な結果にならないと思います。
メリット
さて、デメリットが重い内容でしたがメリットはたくさんあります。
ファミリーバイク特約に入れる
車を持っている人にはかなり有益なメリットだ。ファミリーバイク特約は原付、2種しか入ることができないためバイク保険に入るよりもおすすめ。
ロードサービスが受けられない点や車両保険がないのはデメリットではあるが、バイク自体ものすごく重いわけではないし、原付2種なんて本体価格はたかが知れているので車両保険はなくても貯金でまかなうように貯めておけば良い。
二人乗り解禁・速度制限・2段回右折がない
50ccの原付を乗っている方なら理解できると思うが、この制限が原付の最大のネック。
今時ロードバイク自転車の方が原付より早いのに法改正の動きが全くみられない。しかし、原付2種なら制限がないので車の流れにのれるし2段回右折しなくても良い。
私もこの制限のせいで原付で何度納税をして、免停になったことか。。
運転しやすい、気軽に乗れる
上の制限と少しかぶることもあるが、原付2種は通常のバイクより軽くて気軽にのれる。
ちょっとそこまでの距離でも暖機運転を毎回して、立ちゴケの恐怖を霞めながらの心配をしなくていい。
維持費が安い
二輪なのでそもそも税金はものすごい高いものではないが、安いに越した事はない。
原付〜90ccは¥2000、125ccまでは¥2400と数百円しか変わらない。
普段のガソリン代もタンクが小さいけどよく走るため、1回の給油に¥800前後であろう。
車検がない
これも上のに似ているが二輪車は250ccまでは車検がない。ユーザー車検で節約しても2年に1度に数万円かかるのとかからないのでは、維持費に雲泥の差である。
しかし、車検がない=壊れないというわけではない。
自分で整備をして安全を守ろうという事である。
仕事に使える
50ccでも配達に使えるわけなので原付2種だから特別ではないですが、50ccですと制限がいっぱいあるので仕事に使うのは不利です。
中免、大型のバイクですと高速道路も乗る事が出来るのでスピードは早いですが小回りが効かない、燃費が悪いデメリットが。
その点、原付2種は制限がなくスピードもそこそこ(100キロは出ます)。小回りがきき燃費も良い。
ウーバーイーツやバイク便も原付2種なら楽チンです。
スクータータイプとミッションタイプ
いわゆるMT車とAT車です。
スクータータイプは右手のアクセルと自転車と要領が同じブレーキレバーの操作のみ。一方ミッションタイプは左手、左足を使い自分でギヤチェンジをする楽しさがあります。
私は2回バイク事故を経験しているので、フロントタイヤが2輪付いているヤマハ発動機のトリシティ125ABSを乗っておりますが、原付2種の色々な車種がありますので個人的なオススメを紹介します。
スクーター SUZUKI アドレス110
数あるバイクの中で「通勤快速」と異名を持つアドレス125。その兄弟車とよばれるアドレス110。
2ストロークのような加速でスタードダッシュは早いです。そして、車体が軽くて細いので小回りや細い道はなんのその。
最近では、原付2種はそれなりに高価な金額になりつつありますがこのバイクは車体価格22万円。その分、一昔前のスピードメーターなどですが(笑)
ブレーキでタイヤがロックしないようにする前後ブレーキABSがついてこの価格は破格でコスパ最強といっても過言ではないです。
ミッション Honda カブ
蕎麦屋の配達バイクで知られるスーパーカブですが、このカブシリーズ燃費がすごい良いんです。どのカブも驚異のリッター60キロオーバー。街乗りで使っている方もいるし、仕事にも使える。漫画やアニメにもたびたび登場し最近では映画「天気の子」とのコラボレーションも。
色々シリーズ化していますがデザインはクロスカブかハンターカブがカッコいいと思います。ハンターカブってモンキーに若干似ていますね。
まとめ
車のように大型の荷物は運べませんが、普段の足として維持費が安い原付2種のメリットを伝えました。
私は16歳の頃からバイクに乗っているのでバイクがある生活が当たり前なのですが、10キロ圏内なら原付2種は便利だとつくづく思います。
安全運転を心がけていればとても気持ちいいバイクという乗り物。これを機に興味を持っていただければ嬉しいです。
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