日本人は気付いていない?!どんな時でも合うウイスキーの魅力

バーの楽しみ方

こんにちは!フィッシュマンこと釣り好きひであきです。

皆さんはお酒って何を飲みますか?私は、喉を潤すためにビールを1本飲んでから大抵はウイスキーを飲みます。この時、飲むシチュエーションってどんな場面だと想像しますか?

そう、今回はこのウイスキーが万能なお酒だと気付いていない人へ向けての記事です。

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ウイスキーはいつ飲むか

さて、ウイスキーには飲み方が色々あります。ハイボール、水割り、ロック、ストレートなど。飲み方を変えるだけで食前、食事中、食後と対応出来るって万能なお酒だと思いませんか?

食前酒として、ハイボールを頼み乾杯。ジョッキやタンブラーグラスで飲むことが多いと思いますが、レストランなら味気ないのでグラスを変えてシャンパングラスでハイボールというのも中々オツですね。

食中酒はそのままハイボール。度数を下げて水割りも良いです。度数を下げた水割りならワイングラスで飲むと香りも広がり、食事の邪魔をしません。水との比重を利用したフロートという飲み方や少し温度を上げた水割りも美味しく飲めると思います。

食後は、ナッツやチョコレートなどの乾き物と一緒にロックやストレートでゆっくりとウイスキーを飲み、自分自身を見つめ直す時間が作れます。

ほら、飲み方を変えるだけで色々楽しめるお酒って魅力的じゃありませんか?

ウイスキーってどんなお酒?

そもそもウイスキーは何から作られるかご存知ですか?基本は大麦から作られています。もちろんグレーンウイスキーといった穀物やバーボンウイスキーならコーン等の麦以外の原材料もあります。

それらを発芽、乾燥、糖化、発酵、蒸留、熟成、ブレンド、後熟等の様々な工程をたどり、製品化されます。実は、同じ麦が原材料のお酒であるビールと工程が途中までほぼ一緒なのです。

最大の違いはポットスチルという蒸留器で蒸留するかどうかです。ビールは醸造酒、ウイスキーは蒸留酒と覚えてください。

空前絶後のハイボールブーム

今でこそ「ハイボールと唐揚げ」「ハイボールとたこ焼き」等と合わせ、若い方もハイボールを飲んでいる方が沢山おりますが、ひと昔前はハイボールいぜんにウイスキー暗黒時代と呼ばれる年月があったのです。

1983年を境に、食中酒には度数の低いお酒が好まれるようになり、追い討ちをかけるように酒税法改正された事で縮小の一途を辿ります。

消費者が少なくなると、ウイスキーは売れなくなります。売り上げが立たなくなるとそれまでウイスキー製造をしていたメーカーは最低限の製造しかしなくなります。

2000年代初頭、このままではいけないとサントリーの営業マンが立ち上がるのです。50代、60代のサラリーマン世代のお酒というイメージを取る為に若い人向けへ「角ハイボール」を売り出します。アルコールが苦手な方でも飲めるように割る炭酸を多めに、飲む直前にレモンを絞る事により爽やかな飲みやすさを前面にだした飲み方を居酒屋などに提案。

2008年、功を奏して「角ハイボール」が大ヒット。吉高由里子さんや小雪さんのCMがサラリーマン含めた若年層の心を揺さぶり、「ハイボール」が空前絶後の人気絶頂期に入り、つまみを選ばず食事中でも2軒目以降でも気軽に飲めるお酒となります。

○○は世界に誇れる日本の文化

漢字二文字です。・・・丸氷です。バーやスナックで丸氷の入ったロックグラスに指を入れてウイスキーをかき混ぜる仕草見たことありませんか?中には憧れを持った方もいるでしょう。

丸氷は1960年代、新潟のバーで作られたのが発祥です。60年代ってウイスキー絶頂期ですね。

氷の表面温度より外気温が高ければ、当然溶けます。表面はまず平面より角から溶けていき、最終的には角がなくなって溶けていきます。

つまり、氷の角をなくせばその分溶けにくくなりウイスキーロックも長い時間楽しめるというわけです。丸氷を開発された新潟のバーテンダーの方は、ウイスキーとお客様をとても愛されていたのですね。

BARでのウイスキーの楽しみ方

さて、実際BARへ行く時はどんな時が多いでしょうか。ご飯を食べる前に一杯、ホテルでチェックインをする前にウェイティングバーとして利用の一杯、はたまた2軒目以降での一杯。

色々な時間がBARでの楽しみ方があると思います。しかし、大半の方は2軒目以降のご利用が多いのではないでしょうか?実際私が働いているBARでも21時以降がお客様がご利用いただきます。

この時間ですと食事が終わり、一日の疲れを癒し今日はこんな事があったなって思いふけながらウイスキーを飲む事でしょう。

飲み方は様々ですが、ウイスキーをロックスタイルで飲み丸氷を溶かしながらジャズを聴きながらゆったり時間を楽しむのも良いですね。はたまたストレートやトゥワイスアップという常温水と1:1などの飲み方ですとウイスキーと向き合い香りや味わいを楽しめる飲み方となります。

また、カウンターに座りバーテンダーと話しながらウイスキーを飲むとおすすめの飲み方や、テイスティングコメントなども伝える事ができます。

まとめ

ウイスキーというお酒は、飲み方次第で様々な顔がでますので本当に万能なお酒です。食前、食中、食後どの場面でも活躍できるお酒として数少ないお酒の一つです。もちろん、国や地域、オフィシャルボトルやボトラーズブランドで香り、味わいが違うので覚えてくるとこのウイスキーならこの料理はどうかな?って興味を持つかもしれません。

昨今YouTube、TwitterなどのSNSでウイスキーの動画が増えて皆様がウイスキーに興味を持たれるように、一バーテンダーである私もウイスキーという素晴らしいお酒を世に広めていきたいと微弱ながら魅力を伝えてウイスキー業界を活気づけたいと考えております。

以上皆様の参考になれば嬉しいです。

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