カクテルレシピを覚えられないバーテンダー必見。カクテルレシピの覚え方

バーテンダーの仕事

こんにちは!釣り好きフィッシュマンことひであきです。

バーテンダーが提供するお酒の一つに「カクテル」があります。このカクテルってバーテンダーの方はどうやって覚えているのでしょうか?

さて、今回の記事は「バーテンダー見習いは必見!カクテルレシピの覚え方」という内容で書いていきます。

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カクテルブックを見てみよう

本屋さんに行くと、色々なカクテルの本を取り扱っています。分厚い本や薄い本、有名バーテンダーの著者の本など。それらを全てチェックしても最初は意味がありません。

何故ならば、、、バーテンダー見習いは他にも覚える事が多いので、覚えきれないからです。

ですので、最初はスタンダードカクテルが乗っている薄い本だけ覚えましょう。このスタンダードカクテルはどのバーに行っても大抵通じますし、覚えておかなければならないカクテルなのです。

他の本にも同じカクテルレシピが乗っていると思いますが、多少分量が違う物や有名バーテンダー が書いた本ですとそのバーテンダーのオリジナルレシピが載っている事があります。もちろん覚えるのはとても大事ですが見習いの方ならば、オリジナルレシピを覚えるよりも、基本のカクテルレシピを覚えましょう。



カクテルの分量を確認しよう

カクテルには、「ショートカクテル」「ロングカクテル」という2種類の分量があることを気づきましたか?三角形のグラスに入っているザ・カクテルタイプと氷が入っているタンブラータイプです。

「ショートカクテル」には、基本60mmです。これをシェイクする事により100mm前後の分量になります。

「ロングカクテル」は120〜150mmです。この量を一気に飲まず、30分位かけてゆっくり飲むのが一般的な時間の掛け方です。

この分量ですが、ある数字が多い事がわかります。

10・15・20・30・45もしくは1/2・1/3・1/4・3/4等です。

カクテルはこの決まった数字が多いです。ショートカクテルなら、30・15・15や45・15・1tsp、各20等。ロングカクテルですと、45・Full Up、45・20・1tsp・Full Up。

分数で書かれている場合はショートカクテルのレシピだと思っていただいてよろしいです。

派生カクテルも覚えよう

カクテルレシピを覚えると、「あれ?このレシピどこかで見たような…」といった錯覚に陥る事があります。

でも、心配しないでください。それはあなたがちゃんと勉強したという証拠です。

名前が違うカクテルも実はベースのお酒が違うだけで服材料は全く同じものも存在します。

例えば、「ホワイトレディ」「XYZ」「マルガリータ」など。これらはベースのお酒30mm+ホワイトキュラソー15mm+レモンジュース15mm。

「ホワイトレディ」ならジン。「XYZ」ならラム。「マルガリータ」ならテキーラといったように覚える時は、派生カクテルがあれば同じタイミングで必ず覚えましょう。カクテルブックには説明とともに派生カックテルも載っている事があります。

実際の作り方をみてみよう

さぁ、レシピも覚え作り方も勉強しました。実際に作ってみましょう。

カクテルを作ることは座学で勉強し、インプットしたものを実際に作りアウトプットする事です。恐らく頭が追いつかず考えながらカクテルを作る事になると思います。しかし、実際作ってアウトプットしないと覚えられませんのでガンガン作ってください。

その際に、実際に先輩方が作っているやり方をみましょう。何故ならば、カクテルブックの作り方どおりですと実際に提供しているやり方では無いこともあります。

例を出すなら、「ジンリッキー」。このカクテルはライムを絞らずグラスの底に沈め、ジンとソーダをグラスの中に入れて、マドラーと一緒に提供。と書かれていると思います。

しかし、実際は、ライムを絞りジュースとライムをグラスに入れ、足りないジュース分を追加。ジンとソーダで満たしマドラーは無いことが多いです。

この様に本では学べないことが実店舗では起こります。1つでもカクテルのレシピを覚えたら実際に作り、先輩方に飲んでいただきましょう。

まとめ

バーテンダー見習いは、とても覚える事が多いので大変です。掃除やレシピ、蒸留酒の歴史やら味わい。だけども、一度覚えた内容はほぼ変わらずお客様へ知識をご提供できます。そして、オリジナルカクテルを考案する際は必ず役にたつ知識です。「千里の道も一歩から」というように焦らずカクテルレシピを覚えましょう。

以上、参考になれば嬉しいです。

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