こんにちは、フィシュマンことひであきです。
「釣りやってみたいけど何を釣ればいいんだろう」
「海が近い場所に住んでるけど釣りってしたことないなぁ」
こんなこと思っている貴方!思い立ったら一刻も早く釣りいきましょう。
私ひであきは海に近い浦安市に住んでいます。ですので、子どもの頃から父親に浦安の海で釣りに連れてってもらいました。
そんなわけで、今回はファミリーフィッシングにもオススメできる浦安でできるハゼ釣りについて書きました。
ハゼとは
スズキ目ハゼ亜目ハゼ科マハゼ属‥と言っても魚博士ではないと理解できません。
主に湾内や河口、汽水域の干潟などに生息しており砂地や泥にいる小型の魚です。
一口にハゼといっても現在確認されているだけでもおよそ2200種も存在しており、食用でイメージされているハゼは一般的にマハゼである。
現在は水質汚染などで数が激減し、食用として出回ることがなく、一般家庭の食卓に出ることはめったにない。
浦安近辺は江戸前として昔から愛される
千葉県浦安市は千葉の北西部に位置し、横には旧江戸川があるため将軍徳川家に塩を献上する歴史や江戸後期には江戸前の食材として親しまれていました。
釣りの入門として家族で楽しめる
ハゼは、小さいながらも貪欲にエサに飛びついてくるので比較的釣りやすいため、釣りの入門として様々な人が楽しんでいる。
よって、家族連れのファミリーフィッシングとしてサビキ釣りと並び人気のある釣りの一つ。
釣り方① ミャク釣り
ウキを使わず、重りを仕掛けの底につけ自分でタナ(深さ)を調整し砂地、泥地にいるハゼを狙う釣り方。
メリットは、魚に誘いやすく直接アタリがわかりやすい。
デメリットは、糸を流した分だけ底に沈むため根がかりがしやすい、慣れないと合わせを取りづらい。
竿は、渓流竿や万能竿と書かれているが正直初心者セットなどの安い竿で良いです。リールがついていない分長い竿が有利というだけである。
このような初心者セットで充分なためハゼ以外のファミリーフィッシングにも使えて使い勝手が良い。
仕掛けはこのようなセットを買えばすぐ釣りに行くことができます。
釣り方②ルアー釣り
最近では、エサ釣りで狙う魚をあえてルアー(擬似餌)で釣るゲームフィッシングもハゼの釣り方として確立してきました。
小型のクランクベイトやワームを使い、警戒心の強いハゼの縄張り意識の修正を逆手取った釣り方である。
ルアーは高いものは1つ¥1000以上するのもあるため、このような激安ルアーで数をそろえよう。たとえ、根がかりやライントラブルでルアーを無くしても激安ルアーならショックが少ないためだ。
もちろんルアー釣りが面白いと思ったら、大手メーカーでルアーも集めるといいでしょう。
ハゼの調理法
全国的に生息しているハゼは、いろいろな調理法があります。その中でも有名なものやその土地で食べられている料理をご紹介します。
ハゼの天ぷら
天ぷらで衣はサクッと中はふんわりしたハゼは、淡白な味わいの中に甘みが広がるので、お箸が止まらなくもうやみつきに。白身魚ですので塩で食べたりレモン、カボスなどの酸味を加えるのがとても美味しい食べ方です。
柳川鍋
江戸前料理として愛されている柳川鍋は、通常はドジョウで作るのが一般的ですがハゼで作る柳川鍋もオツ。
ゴボウの甘みと淡白なハゼを卵でとじるコラボレーション。骨ごと入れる柳川鍋は江戸前的で通好みですが骨が苦手な方はあまりおすすめ出来ません。
焼きハゼの仙台雑煮
宮城県仙台で伝統料理として受け継がれている雑煮。別名「伊達藩の雑煮」。
焼いて香ばしくなり、その後干して旨味を凝縮させたハゼの出汁をふんだんに取った雑煮です。今や高級魚となり安価な値段で買えません。
私の母親は仙台出身でしたが、一度も作ってもらい食べたことがありません。ハゼではなく、代わりに鶏肉になってセリがたくさん入った仙台雑煮でした。
ハゼを釣ったなら是非刺身で味わおう
鮮度が命のハゼの刺身は高級料亭でしか食べられない高級魚となっています。釣り人の特権である釣りたて新鮮なハゼは刺身で食べるのが一番です。
炙り
魚の臭みを消すために皮を炙って香ばしさをプラスし、皮の旨味を味わう炙り調理。刺身でずっと食べていると飽きてきたり、魚の臭みが気になってきたときにオススメな食べ方です。
ポン酢
炙りとは違って酸味を加え、臭みを消しさっぱりと味わう刺身の食べ方。
ヒラメなどの淡白な白身魚や、イカ、タコなどもポン酢で食べるととても美味しい。さっぱり淡白な白身魚であるハゼもポン酢が美味しいです。
肝和え
ご存知でしたか?
ハゼの肝和え。肝和えはカワハギくらいしか知らなかったですが、ハゼも小さいながらも肝があり丁寧に取って肝和えを作るとカワハギに負けず劣らずの美味しさです。
浦安はハゼ以外にも釣れる
東京湾が近い海ですので、当たり前ですがハゼ以外も釣れます。ハゼを釣ろうとしているのに違う魚ばかりかかってくるのは、釣りのあるあるネタです。
シーバス、イナダなどの青物
ハゼ釣りで使うイソメは、他の魚も食べてきます。中でもハゼの釣り竿にかかってくるシーバスはある意味楽しいです。
普段はルアーフィッシングで狙うシーバス、青物は浦安の海から釣れます。よく県外からルアーマンがきて、浦安の海で釣りをしています。
まとめ
浦安は海が近く、ディズニーだけでなくハゼ釣りやシーバス釣りで有名な街です。
泳ぐような砂浜海岸はありませんが、舗装された海や川があるのでファミリーフィッシングや初心者にも最適な釣りポイントです。
「釣り人には、悪い人はいない」という名言がありますし、釣り人口が増えることを願います。
以上、参考になれば嬉しいです。
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